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Voyageurs et lumière(旅人たちと光)に行きました




今回の文章は🖋️Sayakaです!





先日、大阪で開催されていたグループ展に、

行ってきました。


出展者の1人、ほのかさんは、

写真教室の大先輩であり、私に、


「自分の写真を理解する」こと

「気持ちを言葉にする」こと

「写真で表現する」こと


の道筋を示してくださった方。


他の御二方も、印象的な展示でしたが、

ここでは、当日お話を伺うことができた、

ほのかさんの展示について、書こうと思います。


今回の展示では、

「過去」「現在」「未来」について、

「写真」と「書」で表現されたそう。


真っ先に目を引くのは「現在」でしたが、

個人的に刺さったのは「過去」でした。



厚手の紙にプリントして、

くしゃくしゃに丸めて、平らに広げる。


その一連の動作について、


「分厚すぎて強張っていた紙が、丸めていくうちに、だんだん柔らかくなっていく。その様が、自分の硬い心が解れていくようだった」


「くしゃくしゃの紙を平らに広げる時、撫でる動作が、過去を慈しみ、受け入れるようにも思えた」


といったことを仰っていたのですが、

(※実際は、もっと素敵な言い回しでしたが…)

こういった言葉が次々と溢れてくることに、

驚きを隠せませんでした。




自分が好きな写真を、

綺麗に見えるよう組み合わせて、並べる。


それでも十分「作品」になりますが、

「それだけじゃないよ」

と気付かせてくれたのが、ほのかさん。


写真で「何」を伝えたいのか、

とことん考えて作られた作品は、

展示することに「意味」が生まれるんだなと、

また1つ、勉強になりました。




自分の言いたいこと。伝えたいこと。

頭に浮かぶことは沢山あっても、

言葉にするのは本当に難しい。


どうしたら伝わるのか、

書いては消し、書いては消し、を繰り返しながら、

自分にとって「意味」のある卒展になるよう、

私も頑張ろうと思いました。



◆今回書かせていただいた方

 honoka iwaki

(Instagram:@honoka_kasha)

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